稲刈り・庭仕事で腰がつらい…秋の農作業や草むしりで気をつけたい腰の負担
秋は、稲刈りや畑の片付け、庭の草むしり、落ち葉掃きと、外での作業が一気に増える季節です。
「作業中は夢中だったのに、夜になって腰が重い」
「翌朝、起き上がるときに腰が張っている」
こんなお悩みを、この時期はよく耳にします。四日市市・菰野町・いなべ市にお住まいの方の中にも、田んぼや庭で体を動かす機会が多く、腰に負担を感じている方は少なくないのではないでしょうか。
この記事では、秋の農作業や庭仕事で腰に負担がかかりやすい理由と、今日からできる工夫やセルフケアをお伝えします。
秋の農作業・庭仕事で腰に負担がかかりやすい理由
① 前かがみの姿勢が長く続く
稲刈りや草むしりは、腰を曲げた姿勢が続く作業です。この姿勢では、腰まわりの筋肉が長時間緊張した状態になりやすいと考えられています。
② 中腰で「持ち上げる・運ぶ」動作が多い
刈り取った稲の束、収穫物、水を含んだ落ち葉の袋などは、意外に重いものです。中腰のまま持ち上げると、腰への負担が大きくなりやすいといわれています。
③ しゃがんだり立ったりの繰り返し
草むしりは、しゃがむ・立つ・移動するの繰り返しです。太ももやお尻の筋肉が硬くなっていると、その分を腰がカバーしようとして負担が増えることがあります。
④ ひねる動作が加わる
刈った稲を横に置く、袋を後ろに運ぶなど、腰をひねる動作も多くなります。前かがみとひねりが重なると、腰まわりの筋肉に疲れがたまりやすくなります。
⑤ 朝晩の冷えと、久しぶりの作業
秋は朝晩の気温差が大きくなります。体が冷えた状態で動き始めると、筋肉が硬くなりやすいと考えられています。また、夏の間あまり作業をしていなかった方は、体がまだ作業モードになっていないことも負担の一因です。
作業中にできる腰への負担を減らす工夫
□ 作業の前に体を温めて、軽くほぐす
いきなり作業を始めず、腰・お尻・太ももの裏をゆっくり動かしてから始めましょう。朝の冷え込む時間帯は、羽織りものや腰まわりの保温も効果的です。
□ 30〜40分に一度は姿勢をリセットする
同じ姿勢が続く前に、立ち上がって背伸びをしたり、軽く腰を反らしたりしましょう。こまめに休憩を挟むほうが、結果的に疲れがたまりにくくなります。
□ 低い位置の作業は「膝をつく・座る」
草むしりでは、中腰ではなく片膝をつく、小さな作業椅子や腰かけを使うなど、腰を曲げすぎない工夫が役立ちます。
□ 重い物は体に近づけて、膝を使って持つ
物を持ち上げるときは、体の近くで持ち、膝を曲げて持ち上げます。腕の力だけで遠くの物を引き寄せるのは避けましょう。
□ 向きを変えるときは足ごと動かす
腰だけをひねらず、足の向きから変えるのがポイントです。
□ 一日で終わらせようとしない
「今日中に全部やってしまいたい」という気持ちは分かりますが、数日に分けて少しずつ進めるほうが、腰への負担は少なくなります。
作業後に取り入れたいセルフケア
1. 腰を温める
入浴で湯船につかり、体を温めましょう。腰まわりの筋肉の緊張を和らげる助けになります。
2. 太もも裏・お尻のストレッチ
仰向けで片膝を抱えて、お尻の筋肉をゆっくり伸ばします。左右ともに20〜30秒、呼吸を止めずに行いましょう。痛みが出るほど強く伸ばす必要はありません。
3. 膝を抱えて腰をゆるめる
仰向けで両膝を抱え、ゆっくり左右に小さく揺らします。作業で縮こまった腰まわりの緊張をほぐす目的で、気持ちよく感じる範囲で行ってください。
4. 水分補給と休息
外作業の日は、気づかないうちに疲れがたまっています。しっかり休んで、翌日に疲れを持ち越さないようにしましょう。
こんな症状があるときは早めにご相談ください
セルフケアで様子を見るのもひとつですが、次のような場合は、無理をせず早めにご相談ください。
痛みが数日たっても和らがない
朝、起き上がるのがつらい日が続く
腰だけでなく、お尻や脚にしびれや違和感がある
前かがみや立ち座りのたびに、強い痛みが出る
転倒や、重い物を持った瞬間に痛みが出た
特に、安静にしていても強い痛みが続く、脚に力が入りにくい、排尿の様子がおかしいといった症状がある場合は、まず整形外科など医療機関の受診をおすすめします。
カン整体整骨院からのひと言
農作業や庭仕事は、暮らしの一部であり、楽しみにされている方も多い大切な時間です。「腰が痛いから、もうやめなければ」と考えずに、負担を減らしながら続けられる体づくりをお手伝いできればと思っています。
当院では、腰まわりの状態や普段の作業内容をうかがいながら、筋肉や骨格へのアプローチで、からだの使い方のアドバイスも含めてサポートしています。四日市市・菰野町・いなべ市からも多くの方にご来院いただいています。
まずはご自宅でできるセルフケアを試していただき、それでもつらさが続くときは、お気軽にご相談ください。
よくあるご質問(FAQ)
Q. 作業中に腰が痛くなったら、続けても大丈夫ですか?
A. 痛みが出たら、いったん作業を止めて姿勢を変え、休憩をとりましょう。休んでも痛みが強い場合や、しびれを伴う場合は、無理に続けないことをおすすめします。
Q. 腰は温めるのと冷やすの、どちらがよいですか?
A. 作業後の筋肉の張りやだるさには、温めると楽に感じる方が多いようです。ただし、転んだ・ひねった直後で熱感や強い痛みがある場合は、冷やすほうが適していることもあります。迷う場合はご相談ください。
Q. コルセットや腰ベルトは使ったほうがいいですか?
A. 長時間の作業で腰を支える目的で使う方もいます。ただし、ずっと着けっぱなしにすると、腰まわりの筋肉を使う機会が減る可能性もあります。使い方については、状態に合わせてお伝えしますので、お気軽にお尋ねください。
Q. 予約なしでも相談できますか?
A. ご予約状況については、お電話またはWeb予約をご確認ください。
